小説

  • 2021.08.28

スモールワールズ

スモールワールズ一穂ミチ 日本の短編小説個人的10段階評価:8.9 様々な訳あり人生の登場人物たちのさまざまな気持ちが良く伝わる小説でした。 ネオンテトラままならない人生とさまざまな秘密 魔王の帰還ままならない人生とさまざまな気持ちドラマ化すれば、お姉さん役は誰がハマるかな ピクニックままならない人生と衝撃的な事実推理小説的な面白さ 花うたままならない人生と訳ありと切ない気持ち 愛を適量ままならな […]

  • 2021.05.01

リリアン

リリアン岸政彦 日本の小説個人的10段階評価:8.0 映画、ドラマ、小説などの好みは周期的に変わります。 分かりやすいアクションやスポ根青春ものが好みの時 なかなかうまくはいかない現実に折り合いをつけて生きていく系の純文学ものが好みの時 今回読んだ小説リリアンは後者の純文学的なものでした。 読んでて切なく苦しくなる事もあるけど味わい深いというか。余韻が残るというか。そんな感じ。 小説内に出てくる小 […]

  • 2020.12.13

ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところディーリア・オーエンズ アメリカの小説個人的10段階評価:9.0 湿地が舞台の長編小説久しぶりに終わるまで読み続けた本でした。 一人の女性の人生が描かれています。 特に少女時代の切なさがヒリヒリと伝わりました。 大人になってからは少しヒリヒリ感は薄れて裁判の話ではちょっと退屈になり最後はやっぱりそうだったんだとなりました。 少女時代の父親と交流した短い時間と父親が出て行ってしま […]