リリアン
岸政彦
日本の小説
個人的10段階評価:8.0
映画、ドラマ、小説などの好みは
周期的に変わります。
分かりやすいアクションやスポ根
青春ものが好みの時
なかなかうまくはいかない現実に折り合いをつけて生きていく系の
純文学ものが好みの時
今回読んだ小説
リリアンは後者の純文学的なものでした。
読んでて切なく苦しくなる事もあるけど
味わい深いというか。
余韻が残るというか。そんな感じ。
小説内に出てくる
小学校時代の思い出のリリアンの小話とかまさにそう。
ああ面白かったというエンタメもいいけど
余韻が残る純文学もいいですね。
たまにはこういった作品も読んでいきたい。